9月の役員人事刷新に伴い、党の資源エネルギー戦略調査会の中に7つの委員会が置かれた。このうちのひとつである「再生可能エネルギー委員会」という部会で自民党は再エネについて議論をすることになった。大変光栄なことに、この委員会の事務局長という大役を仰せつかった。来月のキックオフに向けて鋭意準備中であり、近日中に委員会の全容を明らかにすることが可能になるはず。

 さて、前回は北本連系について書いたが、他の地域間連系線の運用状況について今回は書こうと思う。(単位は万kW)
 

     H25
東北東京間 東京向き【495】 256.3
東北向き【65】 44.4
東京中部間 中部向き【120】 32.3
東京向き【120】 6.1
中部関西間  関西向き【250】 80.5
 中部向き【184】 56.3
中部北陸間 北陸向き【30】 1.9
中部向き【30】 3.5
北陸関西間 関西向き【160】 16.0
北陸向き【130】 6.7
関西中国間 中国向き【270】 26.6
関西向き【400】 62.4
関西四国間 四国向き【140】 0.0
関西向き【140】 103.6
中国四国間 四国向き【120】 40.9
中国向き【120】 42.2
中国九州間 九州向き【55】 43.8
中国向き【259】 158.1


 これを見れば一目瞭然で連系線がいかに使われていないかが分かる。投資をして設備増強することはもちろん大事なのだが、何はともあれ今あるものをしっかりと使うことが大事だ。越境するという考え方をそもそも持っていない事業者に任せるのではなく、連系線をフルに活用し上手にコントロールする広域系統運用機関の早期設置が必要だ。